Tandem Carotid Lesions in Acute Ischemic Stroke: Mechanisms, Therapeutic Challenges, and Future Directions
AJNR 2020
http://www.ajnr.org/content/ajnr/41/7/1142.full.pdf
頚部と頭蓋内に閉塞があった場合に、どちらを再開通させるかはまだ議論があるところではあるが(個人的にはcross flowの可能性を考えて頭蓋内の再開通を優先させるべきだと思う)、
頚部の高度狭窄に対して急性期にCASを行うか否かは議論が別れるところ。
評価の指標となる論文があったので掲載
評価項目としては
・塞栓源
・梗塞巣
・頭蓋内の再開通の有無
・cross flowの有無
・再閉塞の有無
・tPAの使用の有無
・出血性合併症のリスク
・長期抗凝固薬の適応
といったところ
結局再閉塞して急性期におかざるを得ないことが多いが、もし狭窄に止まるようであれば、バルーンで広げて待機的にCASが最も望ましいだろう