2020年3月1日日曜日

脳神経外科系専門医一覧

脳神経外科専門医をとったあとも色々なサブスペがあり混乱します
必要資格と最短での受験年次を一覧にまとめてみました


脳卒中学会専門医
・学会3年間の所属
・10例の症例レポート
・脳卒中学会での学会発表
・論文執筆2本(共著可)もしくは学会誌に1本
・ペーパーテスト

神経内視鏡学会専門医
・学会 2 回参加
・講習会2回参加
・指導者のもとで20例以上、うち術者として10例以上経験(4部門(脳室内、血腫、下垂体、脊髄)のうち、2部門以上)

血管内治療学会専門医
・専門医/指導医の元で100例の症例を経験(うち、20例は脳動脈瘤、5例は脳・脊髄動静脈奇形または各種動静脈瘻、15例は血行再建術、うち20例以上は術者として経験)

はじめての確定申告 eTax

多くの医師は複数箇所から給与を得ているので、確定申告が必要です
2-3月は確定申告の時期ですが、まだまだeTax 電子申請している人は少ないのではないでしょうか。

2020年からは電子申請で10万円控除が増えるということもあり
eTaxで申請する人が増えると思いますので、簡単にご紹介します

https://imamura-net.com/blogpost/917/

1. 税務署に行く
ID・パスワード方式の届出のために近くの税務署に行きます
行けばすぐ案内され10分くらいで登録完了します
もらったID・パスワードでeTaxにアクセスします

1. eTaxにアクセス

https://www.e-tax.nta.go.jp/

2. 確定申告書を作成する

をクリック

をクリック

3. 源泉徴収票に従い入力して提出
必要なのは以下の書類です
・源泉徴収票(勤務先とバイト先)
・生命保険料控除証明書
・ふるさと納税の証明書
他、加入している火災保険やローンなどありますが
多くの方は上記のみで足りるはずです
入力は諸々合わせて15分程度の入力で終了です

澤村豊先生のホームページ

脳腫瘍でインターネットを検索するとよく澤村先生のホームページにたどり着きます


https://plaza.umin.ac.jp/sawamura/braintumors/main/

脳腫瘍に関しては新しい情報も常にアップデートされ
非常によくまとまっていて勉強になります

PRISのリスク

Propofol infusion syndrome: a structured review of experimental studies and 153 published case reports
Critical Care (2015) 19:398

SAHの管理でディプリバン高容量投与をすることがあり、Propofol infusion syndrome(PRIS)にならないかヒヤヒヤすることもあります。
どこまでの投与速度で投与すればリスクがあがるのかのヒントとなるstudyです。

リスクとして60kgの人では
・5mg/kg・h = 300mg/h =30mL/h 以上の投与
・20時間以上の投与
・累計360mg/kg=2160mg =216mL(4本ちょっと)の投与

30mL/hを超えそうなら早めにフェンタを増やしたり、ドルミカムを被せたほうがPRISのリスクは減らせそうです。

微小な皮質くも膜下出血

Isolated Acute Nontraumatic Cortical Subarachnoid Hemorrhage
Am J Neuroradiol 31:1355–62

頭痛などでCTをとると微小なSAHを認めることがあります。
精査をしても結局出血源不明の経過観察になることがありますが、
どんな鑑別を挙げてどんな検査をするか迷うことがあります。
それをまとめたstudyです

ときどき見るこんな出血

鑑別と検査

これでもわからないことは多いですが、最低限はこれらの検査をして
経過観察がよさそうです

術後Acinetobacter髄膜炎

Outcome following postneurosurgical Acinetobacter meningitis: an institutional experience of 72 cases
Neurosurg Focus 47 (2):E8, 2019

術後Acinetobacter髄膜炎になった72例の検討
院内死亡率はなんと40%!


予後不良因子の単変量解析


年齢>40、GCS<8、CSF WBC>200、脳室ドレーンの有無、併存症の有無が
主要な死亡リスク

Acinetobacterが出たときは重篤な転帰を辿る可能性を説明する必要がありそう

脳神経外科 journal watch

脳神経外科のホットな論文を探す方法に困ります
日本語のブログへまとめられているものは過去にご紹介しましたが
とはいえタイムラグがあります。

今回は、海外の脳神経系のjournal wactchをご紹介します
英語であるぶんタイムラグはありません。

1. CNS Neurosurgery Journal watch
米国脳神経外科学会が行なっているJournal watch

https://www.cns.org/publications/neurosurgery-watch


2. NEJM journal watch Neurology

https://www.jwatch.org/neurology

以上です。
あまりありませんが、脳神経外科領域ではそれほど頻繁に大型研究がないので
良質なJournal watchはこのくらいです