Neurosurgery 80:967–974, 2017
予後不良と言われるWNFS分類 gradeⅣ、Ⅴの実際の予後調査
対象は117名のaSAH、クリッピング(n = 35)またはコイリング(n = 72)を受けている。F/U 中央値は3.2年。32人が経過中に死亡。
⇒60%が生存し、その60%が機能的自立をしていることがわかった。
gradeⅣだとmRS0が17%もいる
gradeⅣ、gradeⅤは4割が死亡だが、生存すれば自立の可能性もある
退院時はほとんどがmRS4だが、数年の経過でmRSは改善している
50歳を境界に予後を規定する
日本だと①そもそも高齢発症が多い、②gradeⅤでも海外よりは長生きする ためにmRS6がもう少し少なく、mRS5が多い気ような気もする。日本の結果が気になる所
しかし、思っていたよりもずっと予後はよさそう