2020年3月12日木曜日

クリッピング生みの親 Gazi Yaşargil の本

脳神経外科医で知らぬものはいないYaşargil先生

脳の微小解剖と動脈瘤、AVMの診断、さらにはマイクロを発明し、クリッピングまで作りあげてしまった人
Dr. Gazi Yaşargilの画像
Dr. Gazi Yaşargil
https://en.wikipedia.org/wiki/Gazi_Ya%C5%9Fargil
以前、彼のお弟子さんでWFNSの会長をされていた方の講演を聞く機会がありました。
意外と知られてないですが、トルコ人で第二次世界大戦中に医学を学ぶためにスイスにわたり、さらにドイツへ渡り学問に励んだとのことです。
外国人であったことからなかなか手術には入らせてもらえず、ひたすらに微小解剖の研究をして、それが最終的にマイクロとクリッピングの開発に結びついたというお話でした。

Yaşargil先生の教科書 "Microneurosurgery"

Amazonで買えるヤサギール先生の教科書
Amazon で買える彼の書籍 Microneurosurgery
1984年に発売されたMicroneurosurgeryは未だに変えます
当然、動脈瘤やAVMの診断と治療は現在のものとは異なりますが、
精細なイラストと洞察には非常に感銘を受けます。
脳神経外科医たるもの1冊は持っていてもよいのではないでしょうか。

ちなみにこの書籍はVolume4まであります。
Volume3はAmazonでは見当たりませんでした。

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Volume 2

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Volume 3b

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Volume 4a

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Volume 4b